帝国データバンクの調査によると、2026年7月の食品値上げは2,269品目と、4月以来3カ月ぶりに単月2,000品目を超える見込みです。パン・カップ麺・調味料といった毎日の食卓に並ぶものが対象です。 Statistics Japan
パン(食パン・菓子パン・和洋菓子)
山崎製パンが7月1日出荷分から306品目を平均5.6%値上げします。食パン類(ロイヤルブレッド・ダブルソフトなど62品目)は平均6.6%、菓子パン類(高級つぶあん・ミニスナックゴールドなど126品目)は平均5%、串だんご・北海道チーズ蒸しケーキなど和洋菓子類118品目は平均6.4%の引き上げです。
値上げの背景には、4月からの輸入小麦の政府売渡価格引き上げに加え、中東情勢の悪化による包装資材費の高騰があります。前回値上げ(2025年1月)から1年半ぶりの改定です。
カップ麺・即席麺
即席麺大手5社のうち、東洋水産・サンヨー食品・エースコックの3社が7月1日から値上げを実施します(日清食品は4月済み、明星食品は6月済み)。
東洋水産(マルちゃん)
- 対象:即席カップ麺・即席ワンタン
- 値上げ幅:希望小売価格の4〜11%
サンヨー食品(サッポロ一番)
- 対象:即席カップ麺製品
- 実施日:7月1日出荷分より
袋麺が据え置きになるケースもあるので、カップ麺から袋麺に切り替えるだけで1食あたりの食費を抑えられます。
調味料(香辛料・ふりかけ・ドレッシング類)
帝国データバンクの集計では、7月の値上げで最も品目数が多いのが調味料カテゴリです。香辛料・ふりかけ類を中心に幅広い商品が対象となっています。
毎食少量ずつ使う調味料は値上げを実感しにくいですが、年間で積み上げると家計への影響は小さくありません。
まとめ:7月に値上がりする主な商品
| カテゴリ | 代表的な商品・メーカー | 値上げ幅 | 実施日 |
|---|---|---|---|
| 食パン | ロイヤルブレッド、ダブルソフト(山崎製パン) | 平均6.6% | 7月1日 |
| 菓子パン | 高級つぶあん、ミニスナックゴールド(山崎製パン) | 平均5% | 7月1日 |
| 和洋菓子 | 串だんご、北海道チーズ蒸しケーキ(山崎製パン) | 平均6.4% | 7月1日 |
| カップ麺 | マルちゃん各種(東洋水産) | 4〜11% | 7月1日 |
| カップ麺 | サッポロ一番各種(サンヨー食品) | 非公表 | 7月1日 |
| 調味料 | 香辛料・ふりかけ類(各社) | 非公表 | 7月 |
8月・9月以降も続く値上げ
帝国データバンクは、8月(849品目)・9月(580品目)もそれぞれ1,000品目前後の値上げが続くと試算しています。2022年から5年連続で年間1万品目突破の見込みです。
「また値上がりか」と感じながらも家計予算を変えていないなら、それは実質的な赤字を放置していることになります。今月の値上げを機に、食費の月次予算を見直してみてください。
出典: 帝国データバンク「食品主要195社 価格改定動向調査」(2026年5月29日発表)、日本経済新聞、各社公式発表

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